【FFXIV】もぐもぐもぐたん
来やがったかクポ・・・・
冒険者くせえヤツらクポーッ!!
善王さまに粛清されちまえクポー!!
遡ることおよそ一年ほど前。
「おかえり!エオルゼアにもう戻ってこないかと思ったクポ~」
FFXIVに復帰してきたラギをそう出迎えてくれたファイナルファンタジーのマスコットキャラの一つでもあるモーグリ。
もふもふモコモコとってもキュートで、どちらかというといつもプレイヤー側だったモーグリ。
そのモーグリが今、目の前でラギに向かって武器を構え、今にも襲い掛かろうとしている。
そしてそれを迎え撃つべく黒衣の森に集まったLS:チーム突撃の面々。
「ぬいぐるみにして裁縫師ギルドに納品してやるわ」
「もふもふだけが取り柄のくせに、調子にのっちゃったわね。」
「ナスにしてやるっす!」
「まって、みんな落ち着いて、何か解決策があると思うの! 」
なぜだ・・・・。
なぜこんな事態になってしまったんだ。
俺はただ、Lv50コンテンツを開放したかっただけなのに!
ストーリーを進めていただけなのに!!
理由を教えてくれモグた~~~~~~~ん!!!
黒衣の森でモーグリの家臣団と激しい戦闘を繰り広げる一団。
俺たちは、一体どこで進むべき道を誤ってしまったんだろう。
モーグリたちは、なぜこの道を選んだのだろう。
いくら頭を巡らせても出ない答えをさぐりつつ、否が応でも戦いは進んでいく。
冒険者どもめ~モグカーニバルでフルボッコにしてやるクポ~~~~!!
怒りで過激になってはいても、繰り出す攻撃はあくまでファンシーなモーグリたち。
やべ~なんだこの緊張感の無いかわいらしい攻撃はw
しかし、これは各々の正義のぶつかり合い。
戦闘となれば情けをかけているとやられるのは自分になる。
ここは心を鬼にして戦わねば。
しばらくすると、劣勢だと見るやモーグリたちのもとへひときわ大きいモーグリが現れた。
王さま~~
善王さま~~~
善王モグル・モグXII世「家臣たちよ、ワルモノを裁くクポーッ!」
ラギ 「でかい、これが・・・善・・王・・・?」
小柄な種族であるはずのモーグリ族の中でもひときわでかい。
そのサイズは冒険者であるラギ達を軽く超えるサイズ感だ。
抱き枕にして寝たら気持ちよさそうなもふもふ具合である。
「これは早急に裁縫師ギルドに納品ねっ!」
!?
だ、誰だ今思わず本音が漏れていたやつはっ!w
「こ、このこのクポ~!」
やら
「痛いの飛んでいけクポ!」
やら、本人たちは必死だけどますます緊張感のなくなる戦場。
激しくなる戦闘のなか、一匹、また一匹と力尽きていくモーグリ家臣団たち。
そしてついに、モグルモグ・・・・モグ?
なんだっけ?
もぐもぐもぐたんを討伐完了!
な~~んて妄想をしつつ、蛮神(?)善王モグル・モグXII世討伐戦クリア。
激闘の疲れから倒れこむヘルミンのもぐたん(意味深)に突撃するロッシ先輩とコアさんのララブラザーズ。
善王さま~~~~こいつらワルモノクポ~~っ!w